賃貸物件も鍵交換するべき
新しい物件に住むとなると事前に敷金や礼金を払うことになりますが、賃貸物件の際は新しい鍵への取り替え費用も含まれて請求される場合が殆どです。この取り替え費用は任意の場合もあるため少しでも節約する意味も込めて交換をしないという選択肢を取る方もいるかもしれません。というのも、鍵交換の請求代金の相場は平均で15000円程度で、オートロック機能が付いているタイプのものであれば25000円以上と少々高額になってくるようです。
ただでさえかさむ引っ越し費用ですから少しでも費用は抑えたいところですが、鍵交換は任意であってもした方が良いでしょう。原則として以前の居住者は退居する際に鍵を返却することになっていますがその人がスペアキーを自分で作っていてその分は返却していない可能性も考えられるからです。なので防犯のためにも取り替えは必須と言えるでしょう。
交換費用を少しでも安く抑えたい場合、家主や仲介された不動産会社に相談し個人で行うことができることもあるようです。専門の業者でも格安で行ってくれるところもあるようですしシリンダータイプと呼ばれる通常の構造のものであれば自分でもホームセンターで材料を揃えれば比較的簡単に取り替えができるようです。家主に無断でやってしまうとトラブルになるのでその際は必ず許可を得て行うようにしてください。
鍵は使われる場所などによりタイプも違って
紀元前2000年頃から使われるようになっていたと言われる鍵は近年では様々なタイプのものがあります。建物や住宅によく使われているのはシリンダー錠ですが、ピッキングなどにより不正解錠されるのを防止するために進化して多くの種類があるのです。デジタルキーは鍵穴がないことでピッキングなどで解錠される心配もなく、不審な行動をとった場合には一定の間停止させたりアラームを鳴らすこともできることから防犯性は高くなっています。
鍵を持ち歩くこともないことから紛失や破損の心配もなく、オートロックタイプになると自動施錠となり便利で安全でランニングコストも安いことで様々な場所に利用されるようになっているのです。カードのIC情報を錠前に登録したものと照合し一致すると解錠できるものもあり、他には電波を利用したリモコンキーなどは錠前からある程度離れた所から操作したり施錠の確認ができることから車や戸建ての住宅やマンションなどで使われています。
暗証番号を入力して解錠する暗証番号キー・電話回線を使用し遠隔操作ができる電話解錠キー・指紋の情報を鍵として解錠する指紋認証キーなど多くの種類があり目的や場所によりいろいろなものが使われているのです。